この記事では、ヴァータを下げる食べ物ベスト3選として
- お米
- スイカ
- ナッツ類
を理由や効果や調理法とともに、紹介します。
これらの食べ物を上手に摂取してバランスを整えることで、日常をもっと快適に過ごすことができるようになります。
ヴァータを下げる食べ物とは？
自然界は季節の移り変わりに応じて、身体に必要な食材を提供してくれます。
夏には体温を冷やす食べ物、冬には体温を上げる食べ物というように、いわゆる「旬の食材」を取り入れていくとバランスが取れるようになっています。
季節としてのヴァータは晩秋から冬にかけて増大していくので、大雑把に言うと、この季節に出回る食材がヴァータを下げる食べ物と言えます。
つまり、
- しっとりとした
- 安定した
- 温かい
要素をもつ食事を心がけるといいでしょう。
ヴァータを下げる食べ物ベスト3選
1．お米
日本人ならお約束の食べ物ですね。お米は六味のうちの甘みを多く含んでいるので、しっとりと落ち着かせてくれます。
また、お粥にすると温かさが加わって、より効果的です。お腹の持ちもよくなるので、ダイエットにも最適です。
2．スイカ
甘くて水分を多く含む果物をお好みで選んで頂ければいいのですが、この記事を書いているのが夏ですので、偏見で選びました。水分と甘みがヴァータを下げるのに効果的です。
3．ナッツ類
タンパク質やミネラルの含有量が多いという点で選びました。ダイエットのときに補助食としてもオススメです。お好みのものを食してください。ただし、高カロリーでもあるので適量を心がけましょう。
その他オススメの食べ物
| 野菜 | アスパラガス、オクラ、カブ、こんにゃく、サツマイモ、セロリ、大根、にんじん、白菜、ピーマン、火を通したレタス、昆布、ワカメなど |
| 果物 | オレンジ、イチゴ、キウイ、梨、バナナ、ブドウ、マンゴー、ミカン、メロンなど |
| 乳製品 | 牛乳、柔らかいチーズ、ヨーグルト |
| 香辛料 | カルダモン、グローブ、フェンネル、クミン、ショウガ、黒胡椒などを適量 |
| ハーブ | バジル、セージ、タイム、ローズマリー、オレガノなど |
効果を最大限に引き出す2つの調理法
- よく火を通して、温かいうちに食べる
- 適度に油分を含むものを食べる
温かく、しっとりとしたという要素を加えると、より効果的です。
ヴァータが増大する原因と目安
基本的な考え方になるのは、
- ヴァータのバランスを整える＝きちんと休息をとること
ということです。
ヴァータとは、人間の生命力のひとつで、自然界の五元素の内の「風」と「空」から成り立つ要素です。
ヴァータが増大するとは、「風」が司る“乾いた”“軽やかさ”“冷たさ”の要素が増え過ぎた状態と言うことができます。
ヴァータが増大する原因
ヴァータが増大する原因は、
- 不規則
- 動きすぎ
- 根を詰めすぎ
と言い換えてもよいでしょう。
ヴァータが増大している目安
心身の状態としては
- 朝から疲れた感じがする
- 寝つきが悪い、眠りが浅い
- 便秘
- 心配事に気を取られ、考えがまとまりにくい
- 忘れっぽい
という症状が出やすくなるので、目安にしてください。
ヴァータのバランスを整える最初の一歩は、ゆっくりと休息することです。
しかし、ヴァータが優勢な体質の人は、ついつい動きたくなるので、ゆっくりと休むことに抵抗を感じてしまいます。
そんな人には、日帰りの温泉旅行を勧めています。
とりあえず自宅から動けるし、休息は温泉施設で取ることができるからです。
やらない方がいいこと
ヴァータが体内に増えすぎた時は、ピッタやカファを増やしてバランスを取るのではなく、それ以上ヴァータを増やさず、減らしていくことが大切です。
ですから、冷たいもの、生もの、乾いたものは避けましょう。
また、軽さの性質からゴソゴソしやすいので落ち着いた食事を心がけると良いでしょう。
イメージとしては、車の運転をしながらファーストフードを頬張るのではなく、テーブル席で座ってゆっくりとした食事をする。と書くと伝わりやすいでしょうか？
まとめ
ヴァータを下げる食べ物ベスト3選として、
- お米
- スイカ
- ナッツ類
を紹介しました。
ヴァータは、日常生活においてオーバーワークが多いと増えやすくなります。
これは仕事だけではなく、家事や遊びにおいても同様です。
何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」ということです。
またヴァータ優勢体質の人は、スキマ時間を埋めることに喜びを見出しやすいので、「休むことも、仕事の内」と視点を変えて、ぼんやりとリフレッシュする時間を作ってください。
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