" /> ガヤトリーマントラの5つの威力! | 願望実現を加速させる瞑想のコツ

ガヤトリーマントラの5つの威力!

ガヤトリーマントラの5つの威力を紹介!

ガヤトリー・マントラには、5つの威力があります。

  1. 贖罪の効果がある
  2. 最強のマントラとされ、運が良くなる
  3. 知性が飛躍的に成長する
  4. 潜在意識に働きかけることができる
  5. あらゆる危険から身を守ってくれる

以下で詳しく紹介します。

贖罪の効果がある

ガヤトリーマントラは、ヴェーダの母とされる5つの顔を持つ女神ガヤトリーを称えるマントラです。

その効果は、過去生を含む人生において、今まで積み上げてしまった悪いカルマが軽減されると伝えられます。

「孤独に歩め。悪を成さず、求めるところは少なく、林の中の象のように」(法句経23章330節)

と、仏陀が語り、

「あなたがたの中で罪のない者が、まずこの女に石を投げつけるがよい」(ヨハネによる福音書 第8章7節)

と、キリストに言われても、誰一人として石を投げつけることができなかったように、わたしたちは生きていく上で、誰かに悪意を抱いてしまったり、嫉妬してしまったりといったを知らず知らずのうちに重ねていくもの。

ガヤトリーマントラは、心の内に積み重ねた悪いカルマを浄化してくれます。

 

最強のマントラとされ、運が良くなる

ガヤトリーマントラが最強と言われる所以は、かつてバラモンという上位階層の人々しか唱えることが許されなかったことに由来します。

ガヤトリーマントラを唱えることは、「師につくことによる第二の誕生の儀式」にはじまる学生期間においてとりわけ重要であり、師が父、ガーヤトリーが母とみなされたのです。

しかし、

「ガヤトリーマントラは、マントラの中で最も神聖なマントラである。そして、誰もがこれを唱える資格を有する(真実のサイババ)

と、聖者サイババによって、一般人にも解放されました。

マントラ(真言)には、金運の神様ガネーシャを讃えるものや、不動明王を讃えるものなどがあります。それらを効用に合わせて憶えなくても、ガヤトリーマントラを唱えておけば、ヴェーダのすべての恩恵を得ることができるとされています。

「女神ガヤトリーは、ヴェーダの母と呼ばれている。たとえ我々がヴェーダを学習していなくても、ガヤトリーマントラを規則的に唱えるならば、ヴェーダをすべて吟唱しただけの恩恵を受ける」(真実のサイババ)

このようにガヤトリーマントラを唱えることは、ヴェーダのエッセンスの全てを唱えたことになるとされます。

そして悪いカルマを浄化してくれるので、相対的に運が良くなっていくのです。

 

知性が飛躍的に成長する

ガヤトリーマントラの最後は

ディヨー ヨー ナッ プラチョーダヤート

(叡智によって、我らに光があたえられ、絶対の真理を悟ることができますように)

と、締めくくられます。

つまり唱えることで、真実を見極める知性を高め、人生をより良い方向へ進めるためのインスピレーションを得ることができます。

 

また「サンスクリット語のマントラを記憶して暗唱すると、脳の灰白質が増加する」という調査結果が、スペインのバスク認知脳調査センターのジェームズ・ハーツェル博士の率いるチームによって明らかにされています。

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潜在意識に働きかけることができる

ガヤトリーマントラに限らず、マントラは祈りを潜在意識(無意識)の最奥である「真我」へ直接導いてくれます。

意図的に考えずとも心臓を動かしたりしてくれる潜在意識には、肯定的な思考だけでなく否定的な思考が渦巻いています。

マントラは、その潜在意識の思考の渦を通り抜けることができるのです。またマントラのもつ肯定的な波動は、潜在意識の否定的な思考を薄くしてくれます。

あらゆる危険から身を守ってくれる

インドには、このような逸話があります。

役場で、ある地方公務員が、あるクレーマーを諌めたことがあるそうです。諌められたクレーマーは「自分は呪詛ができる。お前を祟ってやる」と捨て台詞を吐いて去っていきました。

しかし、クレーマーは地方公務員のところに訪れることなく、謎の死を遂げることになったのです。

真相は、こうです。

ある日、その地方公務員のところに聖者が訪れて言いました。

「あなたの家に“黒い呪いの影“がやってきたが、どのように努力しようとも、あなたの家の門を突破することができず、呪詛をかけた者の元へ去っていった。あなたは、どのような神様を信じているのですか?」

「私は、それほど信心深くありません。ですが、毎日女神ガヤトリーを讃えるマントラを唱えています」

「それで得心がいきました。ガヤトリーマントラの強力な加護が、あなたを呪詛者から護ったのですね」

ガヤトリーマントラの強力な威力は、あらゆる危険から身を守ってくれるのです。

詠唱文と意味

オーム

(宇宙の始まりの音)

ブール ブワッ スヴァハ

(物質界、心の世界、因果の世界に満ち満ちている)

タット サヴィトゥル ヴァレーンニャム

(至高たる、サヴィトリの、実在を讃えます)

バルゴー デーヴァッスヤ ディーマヒ

(究極の精神の輝き、聖なる真理を、深く瞑想いたします)

ディヨー ヨー ナッ プラチョーダヤート

(叡智によって、我らに光があたえられ、絶対の真理を悟ることができますように)

ガヤトリーマントラなのにガヤトリーという単語がでてきませんが、ヴェーダの神々は一柱が複数の名前をもっているので、別名であるサヴィトゥルの御名で称えられています。

サンスクリット語なので正しい発音が必要とされているのですが、以下に挙げるサイババの発音やネットで上げられている動画で抑揚が違っていたり、僕の瞑想の師匠の発音も異なっていたので、真摯に唱えるならば気にすることはないのかな?と思っています。

唱える回数と時間

貼り付けた動画では、108回(1マラという単位になります)唱えているのですが、真似をしようとすれば1時間弱かかります。

そのような時間が取れない方には

「早朝、そして夕方にガヤトリーマントラを3回唱えるならば、ローンの代金と利息にあたるあなたの罪は帳消しになる。このことを、よく理解しなさい」(真実のサイババ)

と言われているので、それで十分だと思います。

また毎日3マラ(1マラ=108回)唱えると、過去生や現在だけでなく来世の自分に功徳を積むとされています。

聞くだけでも効果があるの?

「マントラの音にはマントラの意味と同じくらい価値があります。毒をもつコブラでさえ音楽によって静められます。音には静める性質があるのです。ゆりかごの中の赤ん坊は子守唄が歌われるとすぐに泣きやみます。」(サイババ 1964年5月16日)

x.com

聞くだけでも効果があるというのは、ありがたいですよね。YouTubeの動画を作業用BGMとして流してみるのもいいかも知れません。「門前の小僧、習わぬ経を読む」というように、知らず知らずのうちに暗唱できる用になります。

まとめ

ガヤトリー・マントラを唱えることによる5つの威力として

  1. 贖罪の効果がある
  2. 最強のマントラとされ、運が良くなる
  3. 知性が飛躍的に成長する
  4. 潜在意識に働きかけることができる
  5. あらゆる危険から身を守ってくれる

を、紹介しました。

ガヤトリーマントラの3唱は、締めの一文「オーム・シャンティ・シャンティ・シャンティヒ」を加えても90秒で終わりますので、気軽に試してみてはいかがでしょうか?

 

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